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ミサキドーナツについて

ミサキドーナツは神奈川県の三浦半島最南端の港町“三浦市三崎”発祥の手作りドーナツ専門店。

2012年12月8日、ミサキドーナツ三崎本店は三崎銀座通り商店街（旧フシミ時計店）にオープンしました。かつて日本屈指の鮪の水揚げ基地として栄えた三崎港周辺は今も昭和の佇まいが残り、まるでセットのような商店街は現在も映画の撮影なども行われ、観光の人たちで賑わいます。季節の具材を包み込みひとつひとつ手作りで成形されたドーナツが特徴で、クッキー生地のシンプルなものや生地の中に素材を練り込んだものなど20種類以上の商品が店頭に並びます。

現在は三崎・逗子・鎌倉・葉山・みなとみらい・横浜・星川・横須賀長井と神奈川県に8店舗を運営し、それぞれの町の魅力をともに発信しています。オンラインストアでの全国配送や商業施設・百貨店でのポップアップ出店も展開中！

2012年に神奈川県三浦市三崎の小さな商店街で「ミサキドーナツ」は生まれました。

洋生菓子・焼菓子のお店で働いていた方、神奈川県で有名なスウィーツショップ出身の方など目にも心にも美味しいものを作ってきた人たちが三崎の港には集まっていました。

代表となる西村はコーヒーが無いと生きていけないタイプ。後に三崎本店を構えることとなる三崎銀座通り商店街にあるミサキプレッソに顔を出していました。ミサキドーナツのブランドイメージを作り上げたクリエイターの藤沢が運営するカフェです。ここで、立ち上げのメンバーとなる役者は揃います。

ご存知の通り三崎はマグロで有名な町。大人から子どもまで楽しめるスウィーツがあればさらにこの町を楽しめるのではないか。その存在として行きついたのが『ドーナツ』でした。

ミサキプレッソの程近くに長く続いていた時計屋さんがありました。ラッキーなことに当時築80年のその店舗兼住居であった古民家をお借りすることができ、今でも私たちを支えてくださっている方たちと一緒にリノベーションをしたのです。2階の住居スペースはカフェ席として、1階の住居スペースは工房に生まれ変わりました。

そして幅広い年齢層に愛されるドーナツ屋さんがスタートします。

その時は「ここでドーナツ屋なんてちょっとおかしい人たちなんじゃないか？」と言われたそうです。というのも平日の三崎港周辺は“猫の数の方が多い”と言われるほど、出歩く人がほとんどいないような様子でした。

「まあ、やってみようよ」ということではじめてみると、少しずつ少しずつ、三崎のドーナツ屋さんを見つけて来てくださる方が現れます。町のお祭りやイベントに参加しながら、地域の方とコミュニケーションを深める中で観光のお客様の目にもとまるようになっていきました。

翌年には逗子に、そしてその翌年には工房機能も兼ねそろえた店舗を鎌倉にも置くことができ、湘南エリアでも徐々に町のドーナツ屋さんとして多くの方に親しんでいただけるようになっていきました。

神奈川県の最南端の港町で、手探りではじまった町のドーナツ屋さんは、たくさんの人々に支えられてまた歩みを進めています。

人と人、町と町をつなぐ。
気持ちのこもったドーナツ。

ひとつひとつ丁寧に作る温かみのある“手作り”

人の手を通して作り上げたドーナツにはどこか温もりがあります。少しずつ違う表情をみせてくれるドーナツは、作り手の「気持ちのこもった」商品。受け取ってくださるお客様の顔を思い浮かべながら作り、お一人お一人に美味しいものをお届けしたいと取り組んでいます。このこだわりは決してドーナツだけとは限りません。ECやデリバリーサービスをご利用のお客様への手書きのメモやメッセージは、直接お会いできないからこそ伝えたい私たちの気持ちも一緒にお届けしたいから。店舗でのちょっとしたご案内の表示にも、スタッフの手作りのやわらかさがあります。きれいに作り込んだ素敵さだけでは表現できない温もりは、これからも私たちと皆様を繋いでいきます。

①ひとつひとつ丁寧に手作り
豆乳を使用した生地を心をこめて丁寧に成形し、揚げていきます。
そうすることで、ひとつひとつ表情の違う温かみのあるドーナツに。

②ふわふわしっとり軽い食感
時間をかけて2次発酵させた生地だから、油で揚げる時間は極力短く、まるで揚げていないようなドーナツに。

③中身にもこだわりの素材を
季節のフルーツを使用したジャムや自家製カスタードなどのフィリングをたっぷり包みこむことで、
中身まで楽しめるドーナツに。