【後編】もっとおいしくなった「アップルシナモン」

前回の投稿でもご紹介させて頂いた、長野県須坂市の”フルプロ農園”さんに行ってきました!

まず驚いたのが、農園に着く前から、
あちこちに当たり前のようにりんごの木があるんです。
そして、りんご直売所が道路沿いに軒を連ねていました。
通称「アップルライン」と呼ばれるのは”ここかぁ!”とワクワクする道中。

フルプロ農園さんに到着し、りんごの木を見てみると、
さっきまで見てきたりんごの木とは明らかに違いました。

密度高く、綺麗に整列して植えられたりんごの木々。
国内では珍しい「高密植栽培」を実践しており、収穫量は従来の栽培方法の、なんと約4倍?!
効率面だけでなく、りんごに太陽の日が届きやすくなり、農薬散布も大幅に減らすことができ、美味しいりんごができるんだよ!と教えて頂きました。

そして、もうひとつの特徴に「葉とらずりんご」という栽培方法についても。
その名の通り「葉っぱを残した栽培方法」です。

葉っぱが日光をたっぷりと浴びて光合成することで、空気中の炭酸ガスを吸い、養分をりんごに供給し、糖度が上がり、甘みが増す。だから、あえて葉を残すという方法。

採れたてフレッシュなりんごをその場でいただき、その美味しさに驚きました。
美味しいを追求するその姿勢にも感動しました。

収穫したりんごを出荷するための作業場も見学させて頂き、りんごを丁寧に扱い、美味しさや魅力を語る農園の方々の姿がとても印象的でした。

こうやって大切に育てられたりんごを取り扱わせていただけることを、
改めてとても嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいな時間になりました。

私たち作り手の想いだけでなく、大切に育ててきた生産者の想いも重なり、さらに美味しくなった「アップルシナモン」、ぜひ多くの方に食べていただきたいです。